クラゲの水族館ー鶴岡市立加茂水族館 ― 2024年04月20日
鶴岡市立加茂水族館は1930年に開館した民間の水族館からスタートし、1964年に現在地に移転。1997年に、たまたま水槽で泳いでいた「サカサクラゲの赤ちゃん」を展示して以来評判となり、クラゲ水族館に特化し「クラゲ水族館」として知られる様になった。クラゲの飼育・繁殖に関する高度なノウハウを持ち、海洋生物学研究者や世界の水族館からも注目を受けている。さらに、2014年に新館「クラゲドリーム館」としてリニュアルされ、国内外から多くの来館者で賑わっている。見学日は日曜日と重なり、県外の来館者をはじめ外国人も多く、かなり混雑していた。
現在、同館で展示されるクラゲは約80種類。これらを一堂に見られる水族館は世界でも加茂水族館だけである。そのほか、「アシカ」や「アザラシ」の繁殖にも取り組んでいる。
ホウボウをはじめとする庄内浜の魚
加茂水族館入口を入るとすぐに、地元庄内浜の自然を伝える「淡水魚や海水魚のコーナー」が展示されている。水深100~200mに生育する「ホウボウ」の半円形の鮮やかな青緑色の胸びれを広げて泳ぐ、珍しい姿を見ることができた。
魚コーナーの次は、いよいよクラゲコーナー「クラネタリウム」の世界。
見た目にも美しい「アトランティック・ベイネットル」。白く透明で綺麗だが、毒が強く、水族館ではミズクラゲを給餌しているとのこと。
汽水域に生育する大型のクラゲ「アトランティック・ベイネットル」
次のコーナーでは円柱型クラゲ水槽「クラゲチューブ」を中心に展示されている。インテリアのようにぷかぷか浮かぶクラゲに魅了される。
体全体が青色をしている「ブルーキャノンボール」クラゲ
最後のコーナーは、クラネタリウムのメイン展示「クレラゲドリームシアター」である。直径5メートルもある円形の大きな水槽で、約1万匹のミズクラゲがゆらゆらと浮遊する姿は圧巻である。
クラゲドリームシアーターの直径5mの大きな水槽に泳ぐ約1万匹のミズクラゲ
最後にビリー・ヴォーン楽団の「サンゴ礁のかなたに」をお届けして終わります。演奏は下記URLをクリック願います
https://www.youtube.com/watch?v=1AWI-fsERwc
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