猛暑の最中オープンバスで奥入瀬渓流の深緑を駆け抜ける ― 2025年07月27日

このバスで、奥入瀬渓流ホテルの焼山から十和田湖の子の口まで、約14kmの奥入瀬渓流沿いを往復する。途中には滝や巨石、美しい渓流などの見どころが多く、通常徒歩で片道5~6時間かかる行程を、バスなら90分で快適に楽しめる。
猛暑の続く、7月25日午前のツアーに参加した。出発はホテル玄関前から。2階建てバスに乗ることは初めて、乗り込むだけでもワクワクする。

出発を待つオープンバス
2階建てバスの座席からの眺めは、通常の目線とは異なり非常に新鮮で、木々の葉に手が届きそうなほどの近さに自然を感じられる。視線の高さが通常のバスの天井ほどにあり、まるで巨人になったような感覚が味わえる。周囲を見渡す360度のパノラマビューからは、奥入瀬渓流の壮大な景色が広がり、その開放感と迫力は圧巻である。これまで訪れた際には見られなかった、新たな視点からの奥入瀬の美しさを体験できる。

高さ3mの高さから見るオープンバス観光

高さ3mの目線から森を見る

高さ3mから渓流を見る
走行中に受ける風は想像以上、猛暑下にありながら、マイナスイオンたっぷりの空気を身体中に取り込んで開放感に満たされる。

観光スポット 銚子大滝
幅20m 高さ7mの水音高らかに水しぶきをあげる堂々たる滝である。奥入瀬本流にかかる唯一の滝、春の新緑、夏の深い緑、秋の紅葉、そして冬の氷瀑と、四季折々に魅力的である。

画面奥の白く見える小滝
出発から約40分終点十和田湖に、ここで休憩。今日も30度を超える猛暑、森の中から炎天下の十和田湖、水分補給のためミネラルウオーターを付近の売店で購入。

終点十和田湖
ここから復路ホテルに向かう。今度は反対側から奥入瀬渓流を楽しむことができる。往路では見ることができなかった渓流や巨石、滝を見られる。

阿修羅の流れ

高さ30mのダイナミックに見える巨石

より鮮明に見える滝(正面)
今回のツアーには、奥入瀬渓流ホテルアクティビティ担当スタッフがガイドを務め、奥入瀬の森について詳しく説明してくれる。撮影スポットではバスを停車させてくれるなど、十和田湖まで滝を見ながら片道40分ほどの爽快感のあるツアーであった。
最後に、わたしの大好きなイージー・リスニングのリーダー「フランク・プールセル楽団」の『急流』をお届けして終わります。
急流(Le Torrent)は、L・カミロ作曲のイタリアのボレロ。冒頭に弦楽器がフラジオレット奏法を用い、クレシェンドで降下するあたり、急流を思わせる描写を奏でている。見事なストリングスをお楽しみ下さい。
演奏は下記URLをクリック願います。
https://www.youtube.com/watch?v=cZYSs9FaHdU&list=RDcZYSs9FaHdU&start_radio=1

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