あなたは「ハンカチの木」をご存知ですか?2025年05月19日


          ハンカチをぶら下げた様な花を咲かせるハンカチの木
 先日、家内の知人宅から珍しい花が咲いたとの知らせを受け伺った。

すると、今まで見たことのない「ハンカチの木」という中国源産の落葉高木である。樹齢20年とか、今回初めて見事に咲いたとのことである。成長すると高さは12m、自然環境下では最大20mに達する珍しい高山植物である。

ハンカチの木と包と花

 春から初夏にかけけて、球状の小さな花序が咲き、その周囲を2枚の大きな白い包が囲んでいる。これらの包が風に吹かれる様子が、ハンカチが舞っている様に見えることから、その名が付けられた。白い2枚の包が鳩に似ていることから別名「ハトノキ」とも呼ばれている。

          落葉するハンカチの包
 葉はハート形で縁に鋸歯があり、裏面には柔らかい毛が生えている。

白い包とは、花を守っている葉っぱのようなもの

 花は中央にある丸い部分:一つの雌花にたくさんの雄花が集まった花

          落葉したハンカチの木の白い「包」と「花」

 初めて見る見事な「ハンカチの木」に深く感動した。

  最後に花に因んだ曲「小さな花: Petite fleur」をお届けして終わります。

「小さな花」は、米国のソプラノ・サックスおよびクラリネット奏者シドニー・ベシェ Sidney Becherが1952年作曲。パリーを中心にヨーロッパで人気を博し、フランス語の歌詞が付与されシャンソンとして歌われた。日本ではザ・ピーナッツが「可愛い花」というタイトルでヒットさせた。

 今回は私の好きなクラリネット奏者「北村英治」の演奏でお届けします。

お楽しみ下さい。演奏は下記URLをクリック願います。

https://www.youtube.com/watch?v=9Z30mFmOgHo