秋風を感じながら宮城・山形紅葉の道を走り抜ける旅2024年11月09日


                               定義山の紅葉:総青森ヒバ作りの五重塔
 今年の紅葉、例年に比べ遅れ気味。私の住む宮城県仙台市作並地区もようやく紅葉の気配を感じる様になった。

 11月4日の午後手始めに、作並近郊の紅葉のスポット「定義山」を訪れた。正式には「定義如来 西方寺」という。如来様として多くの参拝者が訪れる。御祈祷を受けながら願掛けをするのが習わしである。境内には、山門、鐘楼堂、御廟「貞能堂」、手水舎、御守授所がある。なかでも総青森ヒバ作りの五重塔は厳かだ。当日は、連休最後の日でもあり車の渋滞に悩まされたがなんとか到着。早速、休息を兼ねて付近の茶室で一服のお茶をいただいた。茶室から見える見事な紅葉、中でも青空の映える五十塔を背景にした紅葉は見事であった。

 連休の翌日5日、毎日予定もなく「全日空」生活の特権を生かし落ち着いてじっくり紅葉を楽しみたいと思い、1泊の紅葉見物ドライブに出かけた。

 最初の目的地、「国営みちのく杜の湖畔公園」を訪れた。500本、約2kmのメタセコイア並木の黄葉は真っ盛り。当日は休園、誰もいない人通りもなく写真撮影、ドライブコースにぴったりであった。

国営「みちのく杜の湖畔公園」門前通り 

          「みちのく杜の湖畔公園」セコイア並木の黄葉
 国営「みちのく杜の湖畔公園」を後に国道286号線山形方面に進行。

遠刈田温泉を通り、宮城蔵王えぼしスキー場付近の紅葉見物。あたかも紅葉のトンネルの中を走行している様に見える感動的な光景の連続であった。

宮城蔵王「えぼしスキー場」付近の紅葉道路

          宮城蔵王「えぼしスキー場」付近の紅葉スポット

 夕方、遠刈田温泉方面に戻りホテルで宿泊。

 6日朝食後、蔵王「お釜」見物を予定していたが、5日午後5時より冬季通行止め。やむ得ず、七ヶ宿133号線経由山形県高畠、天童経由で帰宅することにした。

 江戸時代の宿場町「七ヶ宿」を通り抜けると眼下に「滝の川」が見えるスポットで休憩。その先には「滑津大滝」があり、大滝と紅葉のコラボを楽しむことができた。

七ヶ宿「滝の川」の紅葉

           滑津大滝の紅葉

 滑津大滝を後に山形方面へ。12時頃ワインで有名な「高畠」ワイリナリーに到着。軽食と休憩。連休の翌日のため、訪問者もまばら落ち着いて休憩することができた。

    高畠ワイナリー

 高畠を後に次の目的地天童市にある「山形総合運動公園」に向かうことにした。この公園は県内44の全ての「市町村の木」や77品種412本の桜などが植栽され、スポーツ、レクレーション、散策、植物鑑賞等様々な利用可能な施設として市民の憩いの場となっている。

            山形県総合運動公園の紅葉

山形県総合運動公園 池に映る紅葉

 山形県総合運動公園を後に作並の自宅に戻るとこちらも紅葉が進行していた。

             作並岩屋堂の紅

 自宅付近の「定義山」を皮切りに、「みちのく杜の湖畔公園」、宮城蔵王「えぼしスキー場」、「七ヶ宿」、山形県「天童スポーツ公園」の見事な紅葉見物ドライブと走り抜ける紅葉の旅を楽しむことが出来た3日間であった。

 最後に紅葉季節に相応しい「枯葉:Autumn Leah」をお届けして終わります。今回は私の大好きなエディ・ヒギンズ(Eddie Higgins )の華麗なピアノ演奏をタお楽しみ下さい。演奏は下記

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