東北のひなまつりを訪ねてー宮城県丸森町「齋理のひなまつり」と山形市の山形まるごと館「紅の蔵」の雛人形展2025年03月06日

 3月といえばひな祭り。仙台近郊のお雛様を見るため、宮城県丸森町にある蔵の郷土館「齋理屋敷」を訪れた。

 齋理屋敷は江戸後期より七代続いた豪商「齋藤屋」の屋敷跡。代々の当主が理助と名乗ったことから「齋理」と呼ばれる様になった。昭和25(1950年)まで商売を続けていたが、昭和61(1986年)に七代目当主より土地・家屋の全てが町に寄贈。昭和63(1988年)蔵の郷土館「齋理屋敷」として開館。平成23(2011年)には、館内12ヶ所の建造物が国の登録有形文化財に認定された。

        齋理屋敷 左の蔵は何代目かの豪華な嫁入り道具が展示

 齋理屋敷では、毎年この時期「齋理の雛まつり」が開催。今年は2月4日から3月30日まで開催中。3月3日は休館日のため4日訪れた。平日のため、来館者も少なく落ち着いてお雛様を見ることができた。

 40畳の座敷に代々伝わるお雛様の段飾りを披露。享保雛や古今雛、嫁いできたお嫁さんが抱いていた市松人形など、齋理家の繁栄の歴史を雛人形や広間に壮厳に並ぶ、いろいろな道具類の豪華さを通して見る事ができる。

齋理屋敷の雛

 3月6日、今度は山形方面のひな祭りを訪れた。

今回は山形市にある山形まるごと館「紅の蔵」の紅花商人の旧家に伝わる時代雛展を訪れた。 「紅の蔵」の舞台となる蔵は、紅花商人であったマルタニ長谷川家の所有の母屋と五棟の蔵で構成されている。 

          山形まるごと館「紅の蔵」正面

 こちらも「享保雛」をはじめとする時代雛を展示。長谷川家に代々受け継がれてきた、華やかで優雅な雛人形が展示されていた。今年は2月15日から3月27日まで開催。

長谷川家に代々受け継がれて華やかな雛人形

 紅花の取引によって京都などからもたらされた上方文化を垣間見ることができる貴重なお雛様である。

 今回は、宮城、山形の豪商の所有する華やかなで優雅なお雛様を見ることができた二日間であった。

 最後に、ジャズでも有名な「サテン・ドール」をお届けして終わります。演奏はマッコイ・タイナーの華麗なピアノタッチお楽み下さい。

演奏は下記URLをクリック願います。

 https://www.youtube.com/watch?v=PmE7syFlYCA